Amiesの通訳・通訳ガイド日記

仙台を中心に通訳・通訳案内士として活動しています。魅力あふれる東北の観光情報を発信していきます!

瑞巌寺法話動画公開!

少し話は遡りますが・・

今月初旬に、大ベテランのガイドの先輩方を前に

Zoom座禅研修を開催させて頂きました

いざ始まると、予想以上に緊張してしまい

色々とやらかし放題

パワポの操作に手こずり💦

ブレークアウトルームから出るはずが退室してしまい💦

ブレークアウト後に講師も消えるという予想外の展開に😨

終わってから「かなりウケてたよー」という

関西人としては嬉しい(?!)コメントを頂きました('ω')

参加して下さった皆さま、温かく見守って下さり

本当にありがとうございました!

 

さて、お待たせしておりました💗

瑞巌寺執事長様の法話動画、いよいよ公開します😊

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場所

瑞巌寺本堂室中「孔雀の間」

スピーカー

青龍山瑞巌寺 執事長 千坂成也 師

法話内容の要約

【孔雀の間の襖絵について】

右から冬、春、秋の順になっており

本来の季節とは異なる順番で描かれている

この事から「孔雀の間」は

時空を超えた場所だという事が表現されている

【常緑樹の松の木に見い出される人生観】

松の木は禅の教えの象徴となる樹木

普遍性や強い精神力を表す

秋になって花がなくなり

冬になって全ての植物が休眠に入っても

常緑樹である松の木は緑をたたえ

私達を励ましてくれる

人間とはかくあるべきという姿=松の木だった

昔の人達は松の木を強い樹木の象徴と見なしていた

しかし、最近は松枯れが多く見られるようになり

松の木は弱い樹木の代表のようになってしまった

そこには複合的な要因があるが

その一つには土壌が豊かになり過ぎて

松の木が栄養過多になり

松枯れをおこしてしまうそうだ

人間も松の木と同じで

何事にも恵まれし過ぎると心が弱くなってしまう

心に溜まったゴミを掃除したり

身の回りの余分な物を整理することで

今よりもより強くなれるのではないか

禅の修行においてもそのようなところが

大事と考えられている

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何度拝聴しても、素敵なお話です✨

繰り返し動画を見ているうちに

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

 "(You can have) too much of a good thing."

という言葉が頭に浮かんできました('ω')