Amiesの通訳・通訳ガイド日記

仙台を中心に通訳・通訳案内士として活動しています。魅力あふれる東北の観光情報を発信していきます!

鶴ヶ城と会津武家屋敷

先日、8年ぶりに会津へ♪

仙台から会津若松へは高速バスが便利!

片道2時間半ほどで、終点の『合同庁舎前』で下車

すると、鶴ヶ城入口がすぐのところに見えます。

 

会津時代は鶴ヶ城近くに住んでいました。

当時の私は会社を退職+転居後、会津で主婦になったばかりの身。

暇で仕方なかったので・・・💦

ラーメンを食べ歩いたり(喜多方に通いました♪)

合気道を習ってみたり(初の昇級審査1週間前に妊娠が発覚!)

福島県立博物館学芸員に応募してみたり(途中で妊娠発覚!)

FISフリースタイル世界選手権の通訳ボランティアに申し込んでみたり

(妊娠中の体調不良のため、参加できませんでした💦)

今思うと色々と自由に生きていました(*_*;

ご迷惑をお掛けした皆さま、本当にすみませんでした~~m(_ _)m

 

さて、この日は鶴ヶ城会津武家屋敷での研修♪

大河ドラマ天地人』で福島県時代考証、原作に関わった会津出身の大先生にご案内頂きました!

まず、お城のに入る前に周囲をぐるりと歩きます🏃

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~大先生のお話より~

*北出丸* 

馬・兵隊を出す場所で、別名『皆殺し丸』

鶴ヶ城は籠城戦に強かった

ちなみに、『丸』とは、戦国時代の廓(の周囲に築いた土や石の囲い)、縄張りの意

*鐘撞堂*

戊辰戦争の際にも交代で絶えることなく撞いた

場所が高いので狙撃された

今でも鐘を撞いているとのことで、研修中に鐘の音が聞こえてきました

*日新館スポーツクラブ*

元々、日新館(敷地面積:100m×50m)はここにあった

*桜の木*

江戸時代は桜の木は植えられていなかった

明治時代に城内に600本の桜が植えられた

鶴ヶ城降伏開城*

9月22日、降伏

正門前の石の橋に「降参」の白旗を掲げる

⇒白旗を掲げるのは西洋式で、分からなかったら困るので「降参」の文字を入れた

日本で、初めて白旗を立てたのは戊辰戦争

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写真右☟は廊下橋:危急の際には橋を落とせるように作られた

石垣の高さは約20メートルと城内で最も高く美しい石積み

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大先生のお話はもっと更にディープな内容でしたが、書くのに疲れてきたため。。。この辺りで次に移ります。

 

鶴ヶ城内外をフルに歩き回った後、ランチ会場へ🚙

御食事処 九曜亭 | 会津武家屋敷

会津三昧膳』

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会津郷土料理の『こづゆ』を久しぶりに堪能♪

 

お腹がいっぱいになったところで、会津武家屋敷見学🏃

写真右☟:西郷頼母邸自刃の間(千重子をはじめ、一族21人が自刃)

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お土産に懐かしの『起き上がり小法師』を購入♪

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帰宅後、張り切って息子に説明しようとしたら・・・!

起き上がりこぼしのお尻がクッションから離れないため実演できず💦

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起き上がり小法師(おきあがりこぼし)

福島県会津地方に古くから伝わる縁起物郷土玩具の一つである。

ー中略-

何度倒しても起き上がる事から「七転八起」の精神を含有している。縁起物としての機能としては「無病息災」「家内安全」など。家族の人数より1個多く購入するのは「家族が増えますように」という願いから生じた慣習である。

(☝Wikipediaより引用しました)

 

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ちなみに・・・

✦『こぼし』は『おもちゃ・男の子』の意味

以上、大先生からの耳より情報でした!

最後の最後まで、本当に色々と勉強になるお話を伺いました。